レッスン日記

今日の日記

あたたかい思い

素敵なピアノの発表会を開催できるようになりたい、と気持ちを熱くしていた7年前

 

最初の頃は、発表会とは言えないわたしのお試し会を開いていて、ピアノの発表の場はなんと、ホールではあったけど、リトミックの生徒さんたちが走り回っていた片隅で、会場に椅子も設置していない状態、ってイメージつかないですよね。

 

そんな時から応援してくれている方には、言葉にできない気持ちでいっぱいです。

 

そして、ある日手にした本が「ピアノ発表会10の実例」

 

この本を読んで、ますこしょうこ先生の教室に自分のやりたいことってこんなことだ!と憧れを抱きつつ、すごいな〜、こんなのやってみたいな〜、娘をこんな教室に通わせてあげられたらいいな〜でも、現実的には遠いので無理だな、、と完璧他人事に思っていました。

 

それから、しばらくして、なにかの情報から、ますこしょうこ先生が神奈川で発表会セミナーを行う、ということを知って、これまた迷子になりつつ、向かったのでした。

 

そこでの先生の話、先生のパワーは衝撃的で、その場で、近いうちに先生のお家で行われる、池田奈生子さんのレクチャーコンサートに行くことを決めたのでした。

 

ただ、その日が祭日、娘がお留守番できない現状を先生に伝えると、「みんなピアノの先生でこどもが好きだから、連れてきて大丈夫ですよ」

 

と言っていただき、娘と出発

 

そこで娘が5年継続した生徒さんに贈られるトロフィーを見つけ、「それが欲しい、ここでピアノならいたい」と言い出したのです。(なんという動機、、、)

 

わたしは、以前、こんな教室に通わせたい、と思っていたので、往復3時間以上を覚悟し、しょうこ先生にご指導をお願いしたのでした。

 

そして、わたしも発表会、運営も含め、指導者として、たくさんのことをたくさん学ばさせていただきました。

 

中学生になった娘は土曜日も学校があるのでなかなかレッスンに通うことが難しくなってきました。でも、やめたくなくて続けていて、5月に先生が体調を崩され指導の現場から離れることになったことをきっかけに、いろいろ悩みましたが、ますこぴあの教室を離れることに。娘は、ますこぴあの教室が大好きだったので、今の生活パターンで毎週往復車で3時間、それはやはり今のタイムスケジュールでは遠い、ということをなかなか納得できずにいましたが、現実を受け入れ。

 

しょうこ先生は12月23日に私たちの暮らす世界から違う世界にいってしまいました。

 

とてもとても寂しくて、いつも応援してくれていた先生の言葉がないのは、ことあるごとに寂しさでいっぱいになります。

 

でも、きっといまもいつも応援してくれている

 

先生が夏に出版された、「生徒がキラキラ輝く!最高の発表会のつくり方」を手に、今、発表会のことを冷静に何回も何回も考えることができています。

 

この本を手にするたび、思い出もいっぱい詰まっていて、あの日、あの時のことを昨日のことのように思い出します。勇気を持って前に進んでいった日々、送迎の時間さえも、愛おしい時間。

 

しょうこ先生の発表会セミナーを受けて、すぐに真似して台本作って、こどもたちに司会など任せるようにし、写真入りのプログラムに挑戦したのが、ホテルオークラで行った発表会。

 

そこから今があります。

 

先生から学べた幸せを胸に、今年も大切に発表会に向かっていきたいです。

 

みんながいないとできないこと、発表会を今年も主催できることに感謝いっぱいです。

 

ありがとうございます