レッスン日記

今日の日記

置き換え (娘とのピアノその2)

リトミックを学んでいると、置き換えということがよくでてきます。

 

小さい子たちも即時反応、という取り組みは楽しくやっていますが、

即時反応ってなに?ってなると、ちょっと長くなるのでレッスンをイメージしてもらい、、、

小学生のリトミックでやっていることから説明すると

 

例えば音楽が流れている中、四分音符の音価、ターで歩いてもらいます。

 

「手」と言ったら手をたたく

また「手」と指示があったら、手をたたくのをやめる。

 

なれてきたら

 

「足」と言われたら歩くのをやめる

この時、何もしてない状態になりますが、音楽は流れているので、体内でビートは保っています。

また「足」と指示があったら、歩く。

 

ここまでくると、次は、というと、こどもたちからミックスするんでしょ〜って声が上がります。

 

そうです 「手」「足」のミックスで指示がでます

 

今何やってるか、よく考えてないと単純なんですがわからなくなるのがまた面白かったりします。簡単なはずなのに、できない自分も面白い。

 

そして、さらにレベルアップしてもいい?

って聞くとみんな「いいよ〜」

 

よーーーく聴いてよ。

(みんなどんなミッションがくるかワクワクの目をしてきます)

 

レッスンはゆっくり提供していきますが、短く説明すると。

 

こんどはティティ🎵が聴こえたら、「手」

タカタカ♬♬が聴こえたら「足」と

今まで言葉で指示していたことを置き換えていきます。

 

ピアノの音に集中しなくてはいけないし、即時反応するにも、言葉からピアノの音に変化しているので難易度を増していきます。

聴こえてきたものがティティ🎵かタカタカ♬♬か、集中の渦で自分でわかってできるととても楽しいし、できなくても、思うように身体が反応しなくても、自分の中でわぁわぁとなんか面白い。

 

ピアノの生徒さんでも、リズムがうまくつかめないと、言葉に置き換えたりすると上手に弾けたりすることもよくありますよね。

 

この置き換える考え方って、日常生活にも大いに役立つのではないかと思うのです。

 

実際わたしもリトミックを学ぶうちにいろんなことを考えられるようになって、昔のようにジェットコースターのような感情はだいぶコントロールできるようになってきたものです。年を重ねてきたせいももあるのかもしれませんが。占いを信じてるってわけでもありませんが、なにをみても、だいたい、頑固で短気と書いてあり、わりと、自他共に認めざるおえない感はあるので。

 

仕事は仕事なので、子どもたちのレッスンにおいて、考え、願い、方針、方向性、など思い描くことはもちろん大きくありますが、そこにある自分の感情というのはちょっと違うのです、でも子育ては、常に自分の感情に我が子の容赦ない言葉や態度、生活が寄り添ってます。だから怒りが沸き起こるのかなぁと思います。


自分の子どもだからって所有物ではないのです、でも、こうであってほしい願望が強制的な感じで起こるのかもしれません。その子の願いか、自分の願いか、自分の子だからってそのフィルターを忘れてはいけないのです。

 

昨日の夜も娘とピアノ練習、できもしない超高速でザツにザーーーっと連弾の曲も弾くから(ソロの曲はかってにそうしとけ!そんなんじゃ、緊張の舞台でできるわけない💢と心でぐっと言葉は呑み込み)、負けじと横でピアノ弾きながら彼女の顔を覗き込んでみたんです。そしたらなんかおかしくなっちゃって😂

 

しばらくお互い見つめあったりして超高速で弾くとかしてたら、にらめっこしながら弾いてるみたいな感じになって、そこに音楽性とか、美しい音色とか、まったく気配はなかったのですが、怒りよりは今の気持ちの方が、楽しいかな、って思ったのでした。

 

腑に落ちる感はありませんが。

 

なにが言いたかったのか、っていうと

 

 

子育てにも置き換えて考えるってことけっこう使えるなと。 

置き換えてる間に、落ち着いちゃいます。

 

で、娘?とりあえず、今日のわたしの答えは、(明日は明日の答えがあっていいと自分に言ってます)

 

もう自分の弾きたいようにすればいいとわたしは見守ることにします。

連弾も、言っても聞かないから、彼女のやりたい方向を尊重して?受け入れてみようかと思います。