ピアノが弾ける=楽譜をみて指を動かす、または耳コピして鍵盤を押す=できた
というわけではないことを伝えていくのは
なかなか難しいことですが、なかなか難しいな、とおもいつつも、伝えたい、が、伝え方は難しい。とくに弾いてる本人が、自分なりに練習してきてできてると感じてる場合。
まずは指が動かなければその前のトレーニングがある程度の時間必要で、かなり弾けるようになるまではたまにの練習でできるようになるのに時間がかかるのはいうまでもなく、毎日やっても間違えがなかなかなおらないケースもあるのは、簡単な計算問題を毎日解いても正解しないのと同じように、1タス1は1と覚えて機械的に何度その問題をやっても素早く間違えてしまうかのようなそんな感じかもしれない、正しくインプットするには、理解する、考える、直そうと向き合う、自分で間違えてることがわからないとまた同じミスをしてしまう。レッスンでわかっても家に帰る頃には忘れてるのは特別な例ではない。
なんかしら自分でおもわないと仮に間違えがわかったとしても、べつに大した事ではないから通り過ぎる
ピアノの練習は譜読み状態でも、本人が満足するラインにたどりつくと一向になにも変わらない状況が続いてしまうケースがある。
本人の満足ラインと、できた気持ちと、こちらが思うことが必ずしも同じとはかぎらない。
本人が良ければよい、ということではないよな、、と、思うけど言われたくない気持ちもわかる。できた、と思っている気持ちを尊重したい、でもそのできたが、どのように感じてるものなのか、それでよいのか?1人1人に向き合ってるつもりだけど、私になにができるだろうと直面します。
それぞれのペースがあると思うので、それを無理してまで練習とまでは思わないまでも、練習の仕方がどんなんだろうとは思う。
弾きたい曲を練習してる生徒さんもいるし、教本を学んでいる生徒さんもいる。
なんか発表がある生徒さんもいるし、とくに人前で弾く予定はない生徒さんもいる。
その時その時で違いはあるけれど、根っこは変わらない。
ピアノってなかなか、なかなかな習い事だなとおもいますが、弾けるように成長してくるとたくさんの感動をもたらしてきます。
豊かにピアノを感じてほしいな、練習の仕方どうなのかな、どれくらい弾いてるのかな、とか考えだしたら眠れない夜です。