まだ、音の長さが理解できないうちは、レッスンでもいろんなアプローチをしますが、やはり1週間に一度では理解するにはなかなか難しいです。
年齢にもよりますが、生活の中で半分とか、何分とか何センチとか、
たとえば、ケーキを4つに分けましょう。みんな同じにカットできたかな、同じじゃなかったかな
とか
100円で、これはいくつ買える?
とか
身近にあることでも、興味があって積極的に考える子と、興味ない子といると思います。
音符もおなじように知りたい気持ちの子と、べつに知らなくていい気持ちの子が、ピアノを習うと言ってもいるかもしれません。
(うまく言えない)
例えば、音符のながさがイメージつきにくいことは多々あるかと思ってます。
そして、ながさのやりとりをしても、伝えていくのは、受け取る側の受け止め方があるので、レッスンではいろんな方法で伝えます
でも小さいお子さんにはわかりやすい伝え方があると思うので、お家の方の説明が必要になると思います。
お家の方がピアノが弾けても弾けなくても
ピアノに限らずだと思いますが、わかってないな、と思った時、我が子への伝え方はどうしたらわかるかを考えるかとおもいます。
音符がわかる保護者の方の方が
簡単なこともあるかもしれませんが、
我が子に理解してもらう、
はまた別の話です。
だから、
保護者の方のピアノ歴とかは関係ないです。
練習のサポートが難しい場合はぜひレッスンに同伴いただき参考にしてください。
コロナがあり入室を遠慮していただいていた時期もありますが、だいたい5年生になるまでは、お家の方の練習サポートは必要です。お家の方からの報告がある方がレッスンしやすいです。
私個人の感覚ですが、5年生になるとだいぶ自立し困ったら相談してくるとおもいます。それまでは、わからなければ、ま、いいか、とか、わかってないけどわかった!みたいになりがちな気がします。
レッスンでよくリズムを言葉に置き換えるのは、その方が正確に叩けたりするからです。
べつに遊びをしてるわけではありません。
手を叩く叩き方も、すべて意味があって話しています。
声に出しリズムを言うこと、おんぷよむことも、ある程度言えるようになるまで一緒に取り組んでほしいです。
本人はレッスンから帰宅し毎日ピアノを弾いて練習しているかもしれませんが、
弾く前に、音読み、リズム、運指の確認をやってほしいなーとおもいます。
できたからもういいか、ではなく、毎日練習してるなら、毎日取り組んでほしいです。
先生はどんな練習しなさいっていった?
と聞いても忘れてます。
なんか書いてあるけど、これなんていわれた?
とか聞いていただくと、
思い出すかもしれません。
まだわからなかったらレッスンできこう!
メモしとけば?とか言っていただくと、
レッスンに行って
聞いてわかるようにしようという気持ちが
芽生えます。
レッスンで聞いてできるようにすればもっと上手になる!と聞くこと、わからないことがわかること、を経験していきます。
ただ、わかんなくてできなかったより、なにがわからなかったかわかろうとするのは時間をつかいます。
聞かれる私は、よくわからないこと発見できたね!と嬉しく思います。
習慣つくまで、お家練習で褒めるのは励みになるのは間違いないですが、
今日も練習してえらいね!上手〜!練習頑張ってるね!ととりあえず習慣づけのために励ましてくださってるとなると、
ただ勘で弾いてるだけの場合
レッスンに来て、毎日頑張ってるのに、先生には違うっていわれる、、先生怖い。練習やだ。になってしまいます。
年頃だと、練習になんかアドバイスするとお家の方には反抗的な態度になったりする悩みも出るかと思いますが、それも成長です。それをやいのやいのやりとりするうち、自立していきます。
レッスンは同伴できないけれど
お家でサポートができる場合。
レッスンノートに様子を書いてくださると1週間の取り組み、様子がわかり、また困ってることもわかるので、それに沿ってレッスンしたり、アドバイスしたりすることができるので、やはり保護者の方の言葉はレッスンに大きく影響するので、大変ありがたいです。
お家でまったくサポートできない場合もお任せくださいと、わたしは全力でレッスンしてます。
その場合、本人が週に一度で30分で、1週間練習できるよう伝えなくてはならないので、まず本人の学ぶ姿勢が重要になります。
私でさえ、レッスンで習ったことはすぐ忘れてしまったりします。
時には録音を送ったりします。
それは聞かせてあげてほしいですし、自分で学べる環境はつくっていただきたいです。
1人でレッスンに来る場合は、やるべきことは、私が伝える必要がでてきます。
毎回は言わないですが、忘れ物に関しては毎回伝えます。
挨拶をする
忘れ物をしない
自分でレッスンに使用するものを全部出す
レッスン中レッスンノートに自分で、練習の仕方を書くことが難しいなら、お家に帰って今日のレッスンの振り返りを書く。
挨拶をして帰る
それができたなら、確実に毎日の頑張りが次のレッスンで成果を出すと思います。
レッスンノートを連絡帳としても使えますが、レッスンノートです。
なにを練習したか、何をやってくるか
振り返りは大切だとおもいます。
わたしも殴り書きしてしまうからだめなんですが、私が書くものではなく、本人がピアノ練習のために書く物です
レッスンノートに関してはご家庭で必要と感じたら使用してくださるのでかまいません。
使い方がわからなかったらいつでも直接お知らせください。
挨拶はできる、忘れ物はしない、返事もはっきりしている、毎日10分は練習している。でもなかなか何も変わらない場合は、振り返りに問題があるかとおもいます。
わかったようでわかってないというより、くせ、みたいな感じで
レッスンできちんとできるようになっても、忘れてもとどおりの練習を繰り返す。
間違えた練習をたくさんすればするほどなおしていくのは難しいのです。
だからこそ、ちがうことに、気づかないとならないのと、練習が違っていたこと、新しくこんな感じで練習しなくてはならないこと、を強く意識しないと、また同じ1週間がすぎてしまいます。
ピアノが弾ける、弾けないというより、
習い事にきて、今日より上手になって帰る
わからないことを、わかるようにして帰るぞ!
そんな気持ちを持てるように、と思いますが
なんで練習してもしても、また同じこと言われるんだろ(練習の仕方がちがうんだよ)
まだちがうの?もうやだー(そんな簡単に習得できないよ、逆上がりもすぐできなかったでしょー)
まじやめたい(直接はいわれないけど、、たぶんそんなときあるよね、やめたらやんなくてよい)
すわる姿勢とか、挨拶とか、、(姿勢は大事、挨拶はきもちいいです)
楽譜を紙って言ってなんでわるいの?(楽譜はただの紙っぺらではないです、楽譜です)
勘で弾いてなんとなくそれっぽいから、別にいーじゃん!(いいならいいけど、レッスンですからアドバイスさせて)
そんな気分のときもあるでしょう、気にしないで言わなくてもいいんだけれど、たまに伝えてる自分がどうなんだろうと、、、反省する時もあります。。。
練習にノータッチでもかまわないのですが、お家での様子はたまにでも教えてくださるとレッスンの向き合い方が私も変わりますので、お知らせいただきたいです。
そして、弾けることに関して、習っている年月ではなく、お家での練習(練習の仕方)が大切です。
習い事、教育に関して家庭の考え方があると思います。
わたしの仕事は習いに来た子を、ピアノを弾けるようにすることでしょうか?
どれくらいのどんなことをのぞんで、など、なかなか難しいです。
1人で楽譜をある程度読めて弾きたい曲を弾けるようにする力をつけるとともに、ピアノの楽しさ、音楽の楽しさを伝えていきたいのです。
でもある程度読めて弾ける、は、週1の私の力だけでは叶えてあげられなくて。。。自分で取り組んでもらわなくてはなりません。
ただただ
いくつになってもピアノを楽しめるように心から、私自身にもみんなにも願うのです
楽譜はいつだって発見だらけ、
今もわたしだってたくさん読み取れてないことがあります
そして音色はつくるんです。
満足な音をわたしはまだだせてないです。
それくらい、おもしろいのです。
まとまりない長文を最後までよんでくださりありがとうございます🙇♀️